今月のセットワイン ~トスカーナを知ろう!~

イタリアを代表するワインの銘醸地、トスカーナ州。イタリア半島の中西部に位置し、トスカーナのワインは濃厚な果実と、繊細なハーブやスパイスなどの香り、滑らかなタンニンが特徴です。飲みごたえのある力強い味わいながら、エレガントな香りを楽しめます。

温暖な海岸部は雨が少ない地中海性気候で、内陸部のキャンティ・クラシコ地区、モンタルチーノ地区ではガレストロと呼ばれる重厚感あるワインを生み出す泥灰土が薄く何層にも重なった土壌です。また、海岸部ティレニア海に流れ出るアルノ川沿いが沖積土壌で、南部に位置するピティリアーノは特徴的なスモーキーさをワインに与える火山性土壌により、驚くほどレベルが高いワインの数々が毎年生み出されています。名門ワイナリーが長年守ってきた歴史的なワインに加え、ホープの生産者たちが切磋琢磨して生み出す現代的なワインなど、どれも魅力が尽きません。それでは、AVICOのトスカーナワインの中から、ぜひ一度お試しいただきたいトスカーナ産のワインセットをご紹介いたします。

1,トスカーナ州の3大赤ワイン産地でトスカーナを知ろう!!

トスカーナ3大赤ワイン産地 赤3本セット/22,330円(税込)

①ブルネッロ ディ モンタルチーノ リゼルヴァ 2015 / DOCG Brunello di Montalcino Riserva

②キャンティ クラッシコ リゼルヴァ 2015 / DOCG Chianti Classico Riserva

③フェルッジーニ 2018 / DOC Bolgheri

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2,トスカーナワインの基本を知ろう!!

数え切れないほどのブドウ品種が存在するイタリアですが、トスカーナの中で最も重要な品種は、

 

「サンジョヴェーゼ(Sangiovese)種」

 

です。

 

「サンジョヴェーゼ種」はイタリアで最も生産量が多く、トスカーナ州など中部イタリアを中心に栽培されています。

なかでも牛肉との相性がぴったり。おいしい牛肉を手に入れたら、あとは塩、コショウ、EV オリーヴオイルだけで十分。相思相愛の最高の相性を見せつけてくれることでしょう。

 相性は NO.1 といえるでしょう。

クセの少ない羊のモモ肉をローズマリーとオリーヴオイルでマリネしたオーブン焼や、トマトソースと赤ワインを入れた煮込み料理も美味しいと思います。

トスカーナの白ワインを構成する代表的な品種は、

 

「トレッビアーノ(Trebbiano)種」

 

でしょう。

 

イタリア全土でもっとも生産量が多い品種が「トレッビアーノ(Trebbiano)種」です。フランスでは「ユニブラン」という品種名で栽培されており、アルマニャックの品種としても有名です。

酸味が強く、非常にフルーティーで、柑橘のさわやかな風味もあるため、素朴な魚料理やあらゆる前菜との相性が期待できます。

 

イタリアワインは本当にいろいろなワインがあるので、選ぶのがとっても楽しいワインです。今月はトスカーナのセットです。中でもトスカーナワイン基本形のセットはわかりやすくトスカーナの魅力を伝えてくれるでしょう。


トスカーナワインの基本形 白1赤2の3本セット/7,535円(税込)

①赤・キャンティ クラシッコ 2017 / DOCG Chianti Classico

②赤・トスカーナ ロッソ 2016 / IGT Toscana Rosso


③白・トレッビアーノ ビアンコ 2019 / IGT Toscana Bianco

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